2020年11月8日日曜日

西沢渓谷

 





紅葉はこの週末が見頃気分は充実のはずだったがそうでなかった


山梨の西沢渓谷には二三度来たことがあるがかすかに思い出す情景まったく一致しない


こんな林道でこんな太い沢でこんな人たちでといった違和感は何でなのかわからない


道が違うのでは」「もっと沢に入っていたような?」とつれあいにいわれると僕の記憶はまんざ


ら嘘ではなさそうだ

 


一番の違いはうん十年前の西沢渓谷は林道の奥に駐車場がいくつかあって歩くとすぐにちょっと


した沢のぼりができて賑わいを避け僕たちは少し道を戻って山裾の温泉につかったのでは


人もこの日のようなハイカーは少なくそれこそ観光客が群がっていたような・・・それ


が違っていた

 





二つ目はあまりに山が荒れていた台風や風水害が暦年ボヂイーブローのようにきいて


山裾がえぐられ落葉広葉樹のやせ細った姿が痛しいそうであればの鮮やかな紅葉となるとも


季節は冬だと納得するしかない

 







こんなとこだったっけなんて過っての記憶を断片的に思い出しそれを上回る情景が目の前で鮮


やかに展開すると不思議な感覚に包まれたままで記憶が次に蓄積されていく人の記憶は記録がな


いといいかげんとあきらめてしまうしかないのだろうか


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