画竜点睛
2014年8月17日日曜日
ヒュッテ・ツワイザアムカイトの快と怪 夏色
盆入り中、戻り梅雨の不順な天候に一刻の快晴はありがたい。陽をあびた早朝の湖畔では太極拳の演舞や早朝スイムのパステルプリントの水着姿がさわやかこの上ない。
ヒュッテでは夕刻、手織機SAORIの紡いだ糸のかすれ音に耳をかたむける。鮮やかな織地見本のタペストリーや才色かもす秋色のスカーフが一点。それにもまして、椅子、ソファー、ベッドカバーや壁には藍地、白地、多彩地のキルト刺繍が部屋を飾る。主と伴侶のセンスを訪れる人に伝えるうらやましい場になったものだ。
周遊道路から林間のヒュッテを発見するアプローチは散策、探訪の興味をそそるなにかがあるようで、ヒュッテの存在感が先代より増したことは確かだ。と、云ううちに二日間のゆったりした時間はアッという間に過ぎてしまった。
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