2008年10月9日木曜日

だった、こと。



人生は何年?現在の感触では90年といって言い過ぎではない。40歳の頃考えた。

一世代が30年、すると人生は三回のクールがあっていい。40歳は一生の後半戦に向かう地点。なら、ここらで切り替えてもいい。体力、気力できつくなってきた専門紙記者を辞め、好きな写真と文章を駆使して独立しようと考えトライした。

だが、事態が許さなかった。しばらくはと考え、営業の仕事をした。ところが、仕事の中身が面白かったことから新聞社以上の勤続時間をすごしてしまった。そして、60の大台にきた。

人生は後30年になってきた。確かに周りを見ると、老けるのが急速にやってくる年代だと感じる。父親が「70歳になっても心は50歳、でも体力は気力をはるか遠くに置き去りにして目の前を通り過ぎていく」という、ため息交じりの言葉を肝に銘じなければいけないかもしれない。凡人であれば、そこを基点にコツコツとことをやり遂げるとしよう。
では、何をやり、時間をすごすの?「時間をすごす」余裕が後30年と過去との大きな違いだから。

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